「お、幼馴染博士……？どうしてよそよそしくなったの…‥？様子がおかしいよ」
「ウエーン幼馴染博士～！」
「どうしたんだい」
「幼馴染がいつの間にかバツ２になってたよぉ～っ」
「ウエーン幼馴染博士～！」
「どうしたんだい」
「この前幼馴染に久しぶりに会ったんだけど、左手の薬指に指輪をしてたんだよぉ～っ！」
自室からお互い話をする
お前は今日から”幼馴染”ではなくなったッ！だからお前と私が結ばれることは『必然』となったのだッ！！
「じゃあこういうことだよなァ‥‥"幼馴染"ではなくなれば、結ばれる確率が高まるのじゃよ」
「じゃあ幼馴染博士、何歳まで親しかった人が幼馴染になれるの？僕は幼馴染になれないの？」
「いいかい、己の中に幼馴染を飼うのじゃよ」
「お、幼馴染博士…‥？怖いよ……」
「じゃあどうして幼馴染博士には幼馴染がいないの？」
幼馴染博士、どうして幼馴染じゃなくて他のどこの馬の骨ともわからんような女を選んでしまう主人公がたくさんいるの？
愚痴とわかってて聞いてもらうためだけに会いに行くのっていいよね‥
「なんでアンタはそうやっていつもいつも私の話を嫌がらずに聞いてくれるの？」
「うわーん聞いてよ幼馴染！また浮気されたぁ！」
「ねぇアンタまだ彼女いないのぉ？」
「アンタはそういう目で見てないから！！！！…‥」
「あ、これ？男避けよ」
久しぶりにあった幼馴染の薬指には指輪が
幼馴染「実は離婚したんだよね」
2019年 8月に登録
