モスキート音の聞こえ方には個人差があり、じつは30代以上でもモスキート音を聞きとれる人はいます。これは高い音の聞こえは単に年齢に左右されるものではなく、音を感知する内耳の「蝸牛(かぎゅう)」という器官の中にある有毛細胞(ゆうもうさいぼう)が関係するためです。
蝸牛は耳の奥にあり、文字通り、かたつむりのような形をしています。その中はリンパ液で満たされていて、音の振動でリンパ液が動くと蝸牛内の有毛細胞が刺激されます。刺激された有毛細胞は、聴神経の発火を促し、最終的に音の情報は脳へと伝えられ音が聞こえたということになります。